日本原子力学会2023年秋の大会が終わり、中瀬研内で学会総括をしましたので以下、そのまとめ報告です。
学会HP:https://confit.atlas.jp/guide/event/aesj2023f/top
- 革新炉関係
- 革新炉部会に参加して、ある程度の知識量がついてきてことを実感した。議論の内容についていけるようになっているので、独自の知見を今後盛りこんで行きたい。
- 革新炉に関して、メーカーを中心に企業が結構頑張っている印象
- 研究室で行っている原子力船に関わる洋上原子炉のセッションを聴講した。コンセプトを如何に示すかが重要で、将来OOのような社会になるorしたいから、こういうスペックの原子力船が必要。のような。今後ますます原子力の多目的利用が進んでいく。中瀬研も乗り遅れず新しい原子力の在り方、利活用法を考えていきたい。中瀬研は炉心から再処理、廃棄物処分までを結節て取り組めることが強みであり、強みを生かしていくことでよりよい原子力エネルギーシステムの構築に貢献できそう。
- 福島関係
- 廃炉デブリの発表は相変わらず盛会
- 多様な廃棄物、デブリなどの処分研究が今後重要になっていくだろう。中瀬研ではいち早くあらゆる廃棄物を処分可能とするためのコンセプトを提案している。中瀬研での研究が社会実装できるよう、基礎研究から工学適用研究まで幅広く研究を展開していくことが重要。
- 機械学習
- 機械学習系は割と色々やれそうな雰囲気があった
- なんとなくで機械学習使っている人が多い印象
- 原理計算スキップにニューラルネットワークを使う研究の成果はかなり出ている
- 流動計算へのML適応はかなりレベルが高かった
- CG研究にフィードバックすればCG研究も飛躍するのでは?
- 核セキュリティにマルチエージェントを使う研究は面白かった
- NMB関係
- さまざまな人の意見を聞いて、ニーズ等が見えてきた。いい研究テーマも思いついたので、今後学生らが増えた時にやってもらおう。
- 今後、講習会や研究会を開催してユーザー間の交流をできるようにしよう。
- 学会全般
- 前回よりもさらに世代交代が進んでいる印象
- ある電力会社の若手とある研究所の熱流動部隊の活躍が印象的
- 大学における勢力図が大きく変わろうとしている印象が見受けられた。我々もガンガン攻めて、良い研究を社会に届けるようにしたい。
- 学生ポスターセッションは結構エネルギーがあって、最大の人数。我々も学生が増えたら沢山送り込みたい。
- 海外では原子力発電に対する投資がかなり増えているが、日本ではまだそれがない。学会に参加した雰囲気的には若干景気の良さを感じたが、原子力の人口が減っているからなのかイマイチ熱量が足りない印象。我々がその起爆剤になれるように頑張っていきたい。
総じて、中瀬研となっての初めての原子力学会は非常にアグレッシブに活動ができた良い機会になりました!今後もガンガン活用していきたいと思います!
図1 原子力学会での中瀬研とNMB4.0のバナー
