どうも!Dr.Norkin岡村です!11月29-30日に日本原子力文化財団の支援を受けて、日本原燃株式会社の六ケ所再処理工場に行ってきました!非常に貴重な経験をさせていただきましたので、その振返りをまとめたいと思います。
今回訪問した六ケ所再処理工場は日本で唯一の商業用再処理工場であり、日本の核燃料サイクルの中核的な施設です。数年後には運転を迎える予定で、工事も大詰めの状況です。
そんな中での今回の訪問。中瀬研では再処理や放射性廃棄物に関わる研究を推進しており、再処理工場の運転開始後や次世代再処理を見据えた、研究開発を加速させるために、再処理工場における燃料の取扱い、処理プロセス、核物質管理、高レベル廃棄物などの多様なポイントについて学び直すことが今回の目的でした。
東工大からは中瀬准教授、高須准教授、伊藤特任准教授、西原研究員、私の若手研究者5名が参加しました。中瀬先生、伊藤先生、私は既に六ケ所の見学はしたことがあった一方で、高須先生と西原は今回の訪問が初めてだったようです。
六ケ所訪問の午前中は、再処理工場内を実際に歩いて回って見学を行いました。分離プロセスやガラス固化体を作成するための溶融炉を直で目にすることができる滅多にない見学になりました。個人的には、今も工場内はガンガン工事を実施していると思っていましたが、想像以上に工事は進捗しているようで、すぐにも運転ができるのではないかと感じるほど整理が行き届いていました。
午後は、原燃殿の3部署との技術交流を行いました。中瀬研からは最近取組んでいる研究トピックや人材育成の話題提供を行い、原燃殿からは我々の研究に関連する技術的・実運用における様々な知見について共有いただき、議論を行いました。特に実運用に関わる職員の話は非常に価値が高く、今後の研究に通じるいい情報を手に入れることができました。
総じて、訪問中豪雪ではありましたが、大変実りある六ケ所訪問になりました。今度は、再処理工場以外にも原燃殿の濃縮事業や埋設事業についても見学に行きたいと思っています。
今回の見学会をコーディネートいただいた、衣旗様、松澤様をはじめ、午後一杯技術交流にご参加いただいた日本原燃の職員の皆様、この度は大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
また、今回の見学会を支援いただいた日本原子力文化財団にも重ねてお礼申し上げます。
我々が日本原子力文化財団から受けた支援事業の情報は以下になります。もし、地層処分に関心がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ申請をしてみてください!
中瀬研ではこのような見学会を年に数回企画していますので、色んな施設を見学する機会がありますよ!
