東北大学電子光理学研究センターでの実験出張

 東北大学電子光理学研究センターにおいて、福島第一原子力発電所で発生した多様な廃棄物について、模擬した試料を我々が提案している“ハイブリッド固化体”に対して電子線照射の実験、並びに照射後の観察等を行いました。

令和3年度に中瀬が代表で採択された、英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業 課題解決型廃炉研究プログラムにおける研究です。

https://www.kenkyu.jp/nuclear/field/r3/sol_kadai.html

他にもいろいろと併せて実験、関係者との議論を行いました。出張時は実験後も出張メンバーで遅くまで研究に関する作業をしたり、オンラインでの打ち合わせも変わらず行うので毎回大変です。

福島の廃棄物、その処分の研究を開始したのは、私が助教だった令和元年くらいからのことです。これまでに沢山の実験、計算、議論を通じでどんどん理解が深まってきました。英知事業課題は本年度までですが、次の研究展開のアイディアがどんどん湧いています。

 更に、日本にとり重要な核燃料サイクル事業に関する廃棄物、処分についてもゼロカーボン時代を見据えて、課題解決、より良いシステムを目指していかなければなりません。

また、中瀬研で標榜しているデジタル技術を駆使した原子力イノベーションに向けて、基礎検討を進めていきたいと思います。

引き続き、重要な研究を大学の立場から進めていきたいと思います!