SPring-8 BL22XUでマイクロビームXAFS実験

SPring-8で放射光XAFS実験を行いました。岡村さんはデビュー戦、中沢さんは2回目。最近中瀬研では核燃料サイクルのデジタルツイン、廃棄物管理、クリアランス金属のデジタル化、機械学習、技術論をベースとした戦略研究等に関する研究案件が多いのですが、研究室の半分は実験系です。徐々に国際共同研究も進めるべく準備、打ち合わせなどを進めています。キーワードは原子力イノベーション。

いろいろな実験行っていますが、学振PDのころに3年間お世話になっていた原子力機構の播磨地区、SPring-8を用いた実験を継続して行っています(他にもつくばKEKのPhoton Factoryなど。なんと、現在のKEKの理事長は高校の大先輩!)。もっと学生増えたら実験案件を加速したいと考えています。

行った実験のうち一つだけご紹介します。 

BL22XUにおいて、KBミラーで集光してマイクロビーム化した放射光を用いて、とある試料の顕微XAFS等を行いました。まずはXRFでマッピングして元素分布を調べ、特徴的な元素分布相関のある場所の座標を狙ってマイクロメートルオーダーの光で、元素選択的に電子状態、価数などを調べます。電子状態を知ることが自分の研究では極めて重要なので、大変重宝しています。ご対応くださった原子力機構の皆様、誠にありがとうございました。

 SPring-8と言えば、自然ですね!3年間住んでいましたが、昼休みや夜中(懐中電灯をもって)野山を走り回ったのがとても懐かしいです。今は忙しすぎてほとんど走らなくなってしまいましたが、今回少しだけショートで走れました。いつか研究レベルを各段にあげて趣味の時間をもっと増やせるようになったら、また沢山走りたいですが、、(当時、多いときで月に500km走ったこともあった。)

 

帰りに東海道新幹線のトラブルで、名古屋から浜松までを、豊橋乗り換えの鈍行でつなぐも、、、午後いちの講義に間に合わずとても残念。今回は別の共同研究者によるアドバンストな原子力技術の紹介をお願いしていて、必ず間に合わせたかったのですが、、。

次回、学部生への講義、原子核工学概論(2)、気合を入れて締めくくりたいと思います。