FDR2024に関連して、福島第一、第二発電所の見学に行ってきました。
国際会議の附属で、通訳を仰せつかり、かなり詳しく視察させていただくことができました。
今年はいろんな戦略があり、廃炉現場の視察も多くおこなっているのですが、今回は事故を起こした炉における廃炉現場を実際に見て、多くのことを学びました。大変お恥ずかしながら、私は福島第一原子力発電所のサイトを実際に訪れたのは初めてでした。イメージしていたより小さい建屋だと感じました。TEPOCや廃炉機構の資料でよく見ていた現場を目のあたりにし、気が引き締まりました。
なお、写真は事務局より、掲載許可が出ているものとなります。サイトにはカメラ等は持ち込みできませんので、しっかりと説明を聞きながら、通訳しながら、各国からの参加者とも議論を行いました。
色々と感じたことも多いのですが、私が一番思ったのは、しっかりと“工学”研究を行わなければならないということです。大学で研究する上でも、実社会や実機適用の部分をきちんと意識しながら研究開発、課題解決、学術研究を展開していくことが必要だと常々考えていますが、やはり、原子力全体を俯瞰しシステムとしてとらえた視点を持った研究者、技術者が必要と感じました。我々研究室ではそういった集団を目指したいと思います。(もちろん高い専門性も有した上で、です。)システムと簡単に言っても真の意味でのシステム研究が展開できる研究Grはなかなかないと思いますので、チャレンジし甲斐があります。
今後益々産学連携を深め、知見を吸収し、役に立つ研究をしていきたいと思います。その上で、興味ある研究を深めていかなければいけませんね。
最近炉心や安全に関しても勉強する機会が増えているので、炉心からバックエンドまで結節させたシステム研究を益々意識しながら研究活動に励みたいと思います。
ALPS処理水も実際に手に取る機会があり、そういった機会が多くあると皆様の意識も少し変わるかもしれません。
この度は事務局の方々、現場の方々に心より御礼申し上げます。